FaxDMトップ > 出版業界の豆知識 > 出版業界について > 本を出版するには4種類ある

[ 出版業界について ]

本を出版するには4種類ある

本を出すには4つのパターンがあります。

 1、自費出版
 2、協力出版、または共同出版
 3、ブックファンドでの出版
 4、商業出版、または企画出版


各項目をご説明すると


・自費出版とは、自分で費用を全額負担して出版すること。自分史や趣味の本などの
 「私的読み物」や、社史、企業PRなどの「企業出版」、俳句や短歌、エッセイなどの
 「作品集」、歴史や専門分野での「研究書」といったものに多い形態です。


・協力出版、共同出版とは、著者と出版社が費用を折半して出版すること。よく新聞や
 雑誌で「あなたの原稿を募集します。」というのはこの協力出版、共同出版を手がけ
 る出版社が多いです。支援出版というところもある。


・ブックファンドでの出版とは、出版にかかる費用を出資者を募って集まった資金で本
 を出版すること。このブックファンドは本を出した後、本の売上げを分配・還元するシ
 ステムのことです。つまり出資者が、共感する1冊に投資をするといった位置づけの
 もの。


・企画出版とは、本の制作費や広告費用などを出版社が負担してくれることです。


本を出す目的によりますが、おすすめは「企画出版」です。ただ、簡単には出版社も企画として取り上げてくれるのは一部の著者になりますので、取り上げてもらうには出版の切り口が重要となります。先ずは、そのために書店に行き、あなたの題材となる本を出している出版社を探すことが大切になってきます。