Tweet
・物心ついて以来、時代に追いまくられてきたような気がするので、成功談のような
ものでなく、個人的な奮闘記とか失敗談のようなセミドキュメンタリー。できれば
ユーモアたっぷりの・・・・。(男性56歳)
・エッセーが好き。肩の凝らないもの。かつては純文学が好みだったが、時とともに
好みが変わった。(男性62歳)
といった声も多く聞きます。その昔、ただなんとなく持っているとかっこいいというだけで、ノーマン・メイラーのペーパーバックをジーンズの後ろのポケットに入れていた時代が、「本当の意味での本を読む楽しみ」を求め出すようになっています。
いま世の中にある書籍とシニアのニーズとの間には、まだまだギャップがあります。これは、雑誌を含めて本を「情報収集ツール」として使う傾向がより強いシニア女性のほうに目立ちます。実際にシニア女性では、
・“データ”に基づいた美容に関する話。楽しい老い方教室(女性55歳)
・日本歴史紀行。時代別に解説があり、時代にまつわるエピソードが、旅行者への
詳しいガイド付きの読みやすい本(女性65歳)
などといった声も多く出ています。
シニアコミニケーション社調べ
「都市型シニア」マーケットを狙え! -新たな消費マジョリティーの実像
山崎 伸治(著)より
Copyright (C) 2003-2024 eパートナー All rights reserved.