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[ 出版業界の専門用語 ]

ゾッキ本とは

ゾッキ本とは、古本・古書市場にて極めて安い価格で売られる本を指します。特価本とも。ぞっき本とも書くことがあります。


この背景には、出版社が倒産したり、経営に行き詰まったり、在庫が大量に余ったりするときに見切り品として捨て値で古本業者経由で市場に流しています。


元々は「すっかり」を表す俗語に由来するといった説や、ぞっき屋(殺屋)で扱われる見切本の本ということや、「全部」を意味する副詞の「ぞつくり」からきたという説まで実にいろいろあります。