今回のFAX DMの目的が「新刊案内」であれば書店へ配本される1週間前がオススメです。
また、メディアへの露出がある場合、その露出日の1週間前には送りたいところです。なぜなら、書店が欲しい情報のひとつには、メディアへの露出情報を気にするからです。
つまり、新聞やテレビなどの露出 → 読者がそれを見て本屋に行く → 書店に平積みされている → 本が売れる。
というわけです。すなわち、注文してから書店に配本されるまでの時間を1週間は見ておく必要があるというわけです。
次に、FAX DMの目的が「事前注文」であれば、部数を決める前に、取次に交渉材料として利用しますので配本1ヵ月前にFAX DMするのがオススメです。
書店向けfaxdm。効果の高いエリアとは、どこでしょうか。もちろん、書籍の内容やエリア性によっても異なってきますが、効果が高い県があります。
それは、地方です。地方とは、関東、関西、主要都市以外のことです。
なぜなら、出版年鑑(2006年版)によると、全国の出版社数は、4,229社になります。そのうち、東京都だけで3,285社になります。77.6%も東京都に集中しているのです。また、従業員数も10名以下の小さな会社が半数を占めています。
つまり、近県の書店営業はしやすいが、地方ほど、定期訪問しづらい状況です。この結果、地方の書店ほど欲しい情報が集まらりづらくなっています。
実際、宣伝やPRする際に、東京や大阪、主要都市からと考える方が多いので、余計、情報の偏りが出ています。
書店から注文が来る県を見ても、地方ほど効果が高いです。情報が集まりづらい県ほど、情報を欲していると言えます。
このような、地方の書店ほど、FAXやメール、郵送などツールを活用すると良いです。
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