このページは、本や講演、セミナーなどから、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
・「どれだけ伝えるか」より、「何を伝えるか」。伝えたい相手が多いのほど、より具体性が必要。つまり、大事なのは量でなく、質だということ。
・人は、誰一人としてものの見方や考え方、体験や大切にするものが同じということはない。
・子供が不適切な行動には、目的がある。それは、「気を引くこと」「注目を得たい」ということ。この場合の対処法は、「頑張っていない」ことに意識を向けるのではなく、「頑張っていること」、「適切な行動」に注目することで相手と心を通じ合わせることができる。
・身近なお手本を探す。テレビの司会などで活躍する島田紳助さんは、一時代前に一世を風靡した漫才コンビ、B&Bの島田洋七氏、洋八氏の弟子入りしました。
紳助さんは、師匠であるB&Bの出演番組のビデオを何十回何百回も見ながら、テンポ、間、声の強弱、構成、最後の落ちにいたるまで分析をして、パターンがあることに気づいたといいます。
それで、そのパターンを躊躇しながら自分のネタで漫才を始めたら、師匠のB&Bより大ヒットするようになったそうです。
つまり、成功する人には成功するパターンがあるのです。
・失敗は存在しない。あるのは結果だけ。発明王で有名なトーマス・エジソンが助手のワトソンと電球制作の実験をしていました。1万回目の素材を試したときに、実験室が大爆発しました。そのときに助手がエジソンに
「何回失敗したら気がすむんだ」
といったところ、エジソンは
「私は一回も失敗していない。なぜなら、電球にはならない素材を1万個を発見したんだ。そうすることで、それらは、除外できるから、より早く電球をつくる素材にたどり着ける。しかも、挙句の果てに爆発する新素材も発見できたじゃないか。」
つまり、失敗は存在しないという発想。
・ラポール(信頼関係)を得るには4つ。
ミラリング ・・・ 相手と姿勢や動作、表情が合っている。
ペーシング ・・・・ 相手と口調や呼吸(息)のペースが合っている。
バックトラッキング ・・・ 相手の言葉を繰り返す
モダリティ ・・・ 相手の視覚、聴覚、体感に合っている。
・人が話を聞くときには、3つの傾聴パターンがある。
1、自己レベル ・・・ 自分の立場で聞く
2、集中レベル ・・・ 相手の立場で聴く
3、全体レベル ・・・ 俯瞰で臨む。
※俯瞰とは、高い所から見下ろし眺めること。つまり、この場合、話し手に関係する全体を見て聴くということ。
・主張的な頼み方の3パターン
1、相手の話に耳を傾けてから頼む
「調子はどう?」「~なるほどね・・・・。ところでさぁ・・・・」
2、相手の気持ちを言った後に頼む
「そう言えば、昨日は夜遅くまで大変だったらしいね・・・・・。ところでさぁ・・・」
3、相手の長所を言ってから頼む
「~が、~になっていたのでよかったよ。ところでさぁ・・・・」
(具体的に)
五感で磨くコミュニケーション (新書) より
平本 相武 (著)
日本経済新聞社刊 (2006/09)
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