このページは、本や講演、セミナーなどから、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
・実は、人の買う理由はよくわかっていない。
・あるマーケティング会社の調査によると、消費者の85%は、何を買うか決めないまま、その店を訪れている。
・脳科学者の茂木健一郎さんは、人間の脳についてこんなふうに語っている。「人間の脳には『空白』部分がたくさんあって、僕らは常にその空白を埋めたいと思っています。
それは、人間と他の生物との最も大きな違いで、例えば、昆虫の脳はプログラムで埋め尽くされ、空いている部分はほとんどない。
だから彼らは、決められた行動しかできない。でも、人間の脳は空白部分がたくさんある。だから僕らは、常に新しいものをその中に入れようと行動しているんです。」
・基本的に、僕らは選ぶのが苦手。選択肢が多すぎると、結局何も買えない。その点、セレクトショップやPOPは「既に選んである」からラク。
・歴代ヒットCMと歴代ヒット商品の相関関係は、まるでない。現代広告の父曰く「有名人は記憶されるが、商品は忘れられる。
・人は理性的にブランドを買いものをしていない。そのことを脳科学者の茂木健一郎さんは、こんなふうに説明している。「購買するかしないか、人間の決断メカニズムは、実は脳の「無意識」の領域が行っている。非常に情動的、感情的なもの。購買を決めるのは、計算や推理など、「理性を司る」領域の担当じゃないんです。」
・「浜崎橋はなぜ渋滞するのか?」という本の販促方法について
「浜崎橋はなぜ渋滞するのか?」という本が出版された。都内の渋滞ポイントの回避策を紹介した本で、ターゲットもちろん都内のドライバー。そこで彼らに届きやすい広告媒体と流通チャネルを----と考えた結果、ラジオCMとコンビニで売る方法に行き着いた。
・人はほどほどの距離感が好き。いわゆる「勝手知ったる仲」。心は通じあっているけど、必要以上に互いのテリトリーに入らない。そんなお店が良い。
●キミがこの本を買ったワケ
指南役 著
扶桑社(2007/03)
\ 1,365 (税込)
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●浜崎橋はなぜ渋滞するのか?
ニッポン放送取材班 編集
清水 草一 著
\ 600 (税込)
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