流通である書店を押さえたら、マスコミに露出することが、もっとも重要です。読売新聞社の「読書」に関する全国世論調査が2006年10月30日に発表されました。その調査結果によると、「本を選ぶきっかけ」についてこう書いてあります。
1、ベストセラーなどの話題 ・・・27%
2、新聞や雑誌などの広告を見て ・・・ 26%
3、新聞の書評を読んで ・・・ 24%
4、周囲の人の話を聞いて ・・・ 22%
つまり、マスコミに記事掲載されるように、ニュースリリースを配信することをオススメします。ただ、昨今は新刊洪水の状況です。ですので、よほど目新しいか今話題のことや有名作家でないと、「新刊が出た」だけではニュースになりません。ですので、切り口がとても大切です。
1、大手取次トーハン、ニッパンへの書店向け情報誌に掲載
2、業界専門誌、業界団体へのプレスリリース発信と記者への電話、献本
3、業界紙、専門誌、情報誌などへの広告
4、書店での平積み展開の依頼
5、書店営業とPOPの配布
6、アクティブ・コンシューマ(オピニオンリーダー)などへの献本と協力依頼
7、出版パーティー開催
8、書店でのサイン会 などです。
1、書店 ・・・
店頭の並んでおるものやPOPやポスター、イベントやフェア、レファレンスコーナーなどです。
2、街頭 ・・・
電車の中吊り、駅のポスター、ビルの大型看板などです。
3、各種メディア ・・・
新聞、テレビ、雑誌、ラジオでの紹介、書評、記事、広告などです。
4、インターネット ・・・
作家や出版社などのサイトでの紹介やアクティブ・コンシューマ(オピニオンリーダー)などのブログでの紹介です。
5、口コミ ・・・
友人、知人、上司、アクティブ・コンシューマ(オピニオンリーダー)などから紹介や勧めなどがあります。
毎日200冊以上の新刊が出る中、書店員がどのように新刊情報を仕入れるのでしょうか?そのひとつが、取次が発行する書店向け情報誌です。
代表的なものをご紹介すると、トーハンが出しているのが、「トーハン週報」で、日販が出しているのが「日販速報」です。
先ず、本を出したらこの情報誌に掲載することをオススメします。新刊案内や企画の案内については掲載無料です。
但し、発売の40日~50日以上前でないと確実な掲載は難しいようです。
また、この情報誌には広告欄もありますので、掲載をオススメします。なぜなら、的が絞られていて、しかも低コストで広告できるからです。しかも、熱心な情報収集をしている書店員はこの情報誌をよく読んでいます。
Copyright (C) 2003-2024 eパートナー All rights reserved.