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2007年7月5日、GoogleのCEO:エリック E. シュミット氏は、「ブック検索」ベータ版の提供を開始したことを発表しました。
Google ブック検索とは、書籍の全文をテキストデータ化し、検索エンジン「Google」で検索結果に表示するもの。
これまでに世界 90カ国以上の出版社 1万社と図書館 25館以上と契約。100万タイトル以上が検索対象になっているという。
これにより、消費者は日々増え続ける書籍の中から、探しているものやこれまで存在すら知らなかった本と出会いにつながるもの。
その一方で出版社や著者は、著作権侵害につながるのではといった懸念の声も。
これに対しGoogleは、ブック検索で表示されるのは全ページ数のうち 20% までにしたり、印刷・コピー・ダウンロード等もできなくしたりと、書籍のデータをとられることがないように配慮。
また逆に、利用者側は、表示するページ数の比率を 20% 以上に操作したり、表示可能な国を設定したりと様々な管理が可能となっています。書籍を郵送すれば、Google が無償でスキャンします。
ブック検索では、検索キーワードに対し、4通りの方法で書籍が表示されます。
●全体表示
著作権の保護期間が切れている場合は、全ページを表示。
●部分表示(サンプルページ表示 )
利用者の許諾がある場合に限り、一部のページのみ表示。出版社の直販サイトを表示することが可能。
●抜粋表示(スニペット表示)
図書館のカードカタログのように、書籍の概要のみ表示。書誌情報および および検索キーワードを含む、限定された抜粋を表示。
●表示なし
書籍の基本情報のみを表示。
気になった書籍が見つかった場合、次の6つが可能となります。
1、閲覧
2、書籍内検索
3、書籍を購入
※Amazon、紀伊國屋書店、楽天ブックス、セブンアンドワイ
地域の書店を探すことも可
4、書評検索
5、図書館で書籍を見つける(英語のみ)
6、出版社情報を表示(出版社へリンク)
※Googleサイトより一部抜粋
Google ブック検索のサイトはコチラから
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