このページは、本や講演、セミナーなどから、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
・私たちの脳はけた外れの機能を持っている。ふつう、人間の脳は1000億個もの細胞からなり、それぞれの細胞は最大1万個の脳細胞と結びつき、情報交換を行っている。
・左脳は「逐次的に」処理し、右脳は「全体的に、瞬時に」処理する。
左脳は特に要素が一つひとつ順番に出てくるような、連続性のあるものごとの認識や、動作の順序をコントールすることを得意としている。話す、他人の言葉を理解する、読む、書くなどの言語活動がある。
対照的に右脳は、ABCDEという文字を一つの連続したものとして順番に扱うことはしない。右脳が得意とするのは、複数の物事を同時に処理することである。表情を読みとるときには、右脳が特に役立つ。
・左脳、右脳には連続的、あるいは同時的に処理するという違いがある。右脳は絵を、左脳は何千もの言葉を処理する。
・左脳は論理の扱いかたを、右脳は全体観について知っている。
・今の仕事をこのまま続けていいか。3つのチェックポイント。
1、他の国なら、これをもっと安くやれるだろうか
2、コンピュータなら、これをもっとうまく、早くやれるだろうか
3、自分が提供しているものは、この豊かな時代の中でも需要があるだろうか
・これから求められる6つの感性(センス)とは?
1、機能だけでなく「デザイン」
2、論よりは「物語」
3、個別よりも「全体の調和(シンフォニー)」
4、論理ではなく「共感」
5、まじめだけでなく「遊び心」
6、モノよりも「生きがい」
・比喩(メタファー)はすべての芸術の活力源だ。----トゥイラ・サープ
・雑誌売り場は勉強の場
問題解決に行き詰ったら、大きな雑誌売り場へ足を運んでみよう。そのとき、これまでに読んだこともなければ、今後も買わないだろうと思う本を雑誌を10冊選ぶ。キーポイントは「これまでに気にもとめなかった雑誌を買うこと」。
・私は人生の究極の目的は、幸福の追求だと信じています。これははっきりしています。宗教を信じていようといまいと、あるいは、どの宗教を信仰していようとも、誰もが人生に何か良いことを見出そうとしているのです。ですから、生きるという行為は、まさに幸福を目指しているのだと思います。------ダライ・ラマ
●ハイ・コンセプト
ダニエル・ピンク 著
大前 研一 翻訳
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三笠書房 (2006/5)
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