このページは、本や講演、セミナーなどから、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
・bk1でのぼくの役割は、全体の戦略立案と、個人セレクトショップ「ブックス安藤」の運営です。基本的には往来堂でやっていたことと同じで、ある種の文脈をつけて棚を作っていくという手法です。読者の世界が広がるアシストというか。
例えば、ある本を買おうとしている人がいるとすると、それが面白いならこういうのもありますよ、こんな本もありますよ、もっと情報を深めなさい、そういうメッセージをこめて作っている。
またぼくの文脈棚では、ただ情報を伝えるだけじゃなく、その人が本に接して自立していくような方向性を棚で示してあげる。
つまり書店の棚というのは管理ではなく編集するもので、その意味では書店もひとつのメディアです。自分のアイデアや仕掛けを棚で表現しないと面白くありません。そういうつもりでやっていますから、お客さんにもそこを楽しんでもらえたらと思います。
●インターネットブックマップ ~オンライン書店・図書館徹底活用ガイド~ より
アイブックコミュニケーションズ 著
すばる舎 (2001/11)
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編集会議 2005年4月
「進化するネット書店の今」より
・やはり、リアルの書店で買いづらい本は良く売れますね。アダルト系や重量のある本など。後は、ネットに向いたコンテンツ、ネットユーザーが好きそうなテイストのある本は、売れ筋ですね。
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