このページは、本や講演、セミナーなどから、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
・ユーザービリティの原則は、コンピュータ技術ほどめまぐるしく変化するものでない。なぜなら、ユーザービリティとは人間の特性にもとづくものだからだ。
・ユーザービリティとは何か。5つの特性から構成される。
学習しやすさ・・・初めてそのデザインに触れたユーザが、どれくらい容易に基本的なタスクを達成できるようになるか?
効率性・・・いったんそのデザインを学習したユーザが、どれくらい迅速にタスクを達成できるようになるか?
記憶しやすさ・・・しばらく使わなくても、再びそのデザインに触れたときにユーザがどれくらい容易に利用できるか?
エラー・・・ユーザのエラーの数やエラーの深刻さどうか、エラーから簡単に回復できるか?
主観的満足度・・・そのデザインにどれくらい満足しているか、どれくらい楽しく利用できるか?
・なぜユーザービリティは重要なのか
ユーザがウェブサイトから離れてしまう理由を以下のように説明しています。
ウェブサイトが使いにくい
そのサイトで企業が何ができるかをホームページではっきり伝えられていない
ウェブサイトで迷子になる
サイト上の情報が読みにくかったり、ユーザの重要な疑問に答えられていない
・Eコマースの第一原則は、「ユーザは見つけられない製品を買うことはできない」ということである。
・ウェブ用の文章作法として重要なガイドラインは3つ。
簡潔に、流し読みに対応できるように、長い情報はハイパーテキストを利用して分割する。
・ユーザはウェブを読んでいない。ウェブを一言一句たんねんに読んでいる人はめったにいない。代わりに彼らはページを流し読みしている。
・使いやすいサイトには次の条件が求められる。
覚えやすいスペルか簡単なドメイン名
短いURL
入力しやすいURL
サイト構造を反映したURL
「手を加えやすい」URL。URLの末尾に手を加えることで情報構造の中で上位レベルに移動できる。
一定不変で永続的なURL
・あらゆるものが目立っているということは何も目立っていないのと同じである。ユーザに助言を与え、もっとも重要、あるいはもっとも有望な選択肢に誘導するのがデザイナーの役割だ。
・ウェブサイトにFlashを利用すると、おおむね99%の確立でユーザービリティにとって病弊となる。
・PDFは画面上での閲覧に不向き。
・ユーザにPDFドキュメントの閲覧を強いると、ウェブサイトのユーザビリティは約300%低下する可能性がある。
・PDFは、ユーザがダウンロードして印刷する必要のあるドキュメントに限って利用すべきだ。
・ナビゲーションに関するユーザービリティのガイドライン
ユーザがどこにいたのか、どこにいるのか、そしてどこにいくことができるのか(過去、現在、未来)をわかりやすくすることだ。
・ユーザは、恩着せがましかったり何かを強制したりするようなサイトを嫌う。一方で、訪問の目的をサポートしてくれるサイトを好むのだ。
・私たちは、混乱を招くようなデザイン要素は排除し、できる限り慣習的な方向に移行していかなくてはいけない。さらに言えば、ウェブサイトの重要なタスクに対して、デザイン標準を確立すべきだ。
・「ウェブデザインの間違えトップ10」のページビューはゆうに200万を突破している。
●ヤコブ・ニールセンのAlertbox
そのデザイン、間違ってます
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