このページは、本や講演、セミナーなどから、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
・会社の収益はお客様によって得られる。
・経営戦略とは、「戦わずして勝つ」あるいは「戦わずして優位に立つ」ための事業構造の変換であり、それによって自然に高収益を生むことができるような体勢を実現することである。
・市場の全ての要求を満たそうとすると、全ての要求を満たせなくなる。お客様が望むのは、全ての品が揃っていることではなく、自分の買いたい品が豊富に揃っていることである。
・理想的な経営構造は、「工場を持たないメーカー」である。
・社長の決断で最も難しいのは、「捨て去る」という決定である。
・人間というものは、目標があると、それに向かって努力するという不思議な動物である。
・お客様を忘れた自己本位の考え方を「天動説」という。この「天動説」がとことん販売を阻害する。
・売上高について、「対前年比伸び率」という考え方は、してはならない。対前年比伸び率がどうであろうと、占有率を落としてしまったら何もならないからである。
・セールスマンの適格者は、頭の回転が遅く、社交性に欠け、口が重たいことである。そして真面目な根気強い人間である。「陰日ひなたなく根気強く」
・大きな収益に対しては少しの費用しかかからず小さな収益には多くの費用がかかる。
・事業は逆算である。つまり手に入れたい利益を目標として設定し、その利益をあげるために必要な売上高を逆算する。
・経営計画書は、銀行の態度を変える。
・「危険がない」と感じた事業こそ、失敗の危険が大きい。
・早急に成果を期待せず、長期的な育成をはかることが肝心である。
・下請けの低収益から脱出したければ、販売という「難行苦行」に耐えなければならない。
・商品というものは、お客様の要求を満たすために存在するのだ。
・お客様の要求に応えなければ企業はつぶれてしまう。そして、お客様の要求は常に変わり続ける。
・「責任範囲の明確化」自体が、無責任社員をつくりだす。
・社長は、ムリを承知で社員に頼め。
●一倉定の経営心得
一倉 定 著
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日本経営合理化協会出版局(1999年6月初版)
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