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「気くばりのすすめ」(鈴木健二著)をミリオンセラーにした編集者、古屋信吾氏は、編集者の条件について以下のように述べています。
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編集者の条件は、どのようなオリジナルな考え方を持っているのか、それを自分言葉で話せるかどうかが第一だと思います。ありがちな話を平坦に話し、どこかで聞いたことのあるような話をまとめるようなタイプはダメです。
(中略)
本のできは、その編集者の頭の中にある、そのイメージにかかっております。誰かから途中で引き継いだ本、というのはたいてい成功しませんね。
会社のなかでの天下り企画というか、上から持ち込まれる企画があるのですが、これもあまりうまくいきません。ゼロから自分ではじめるという、根本的な部分がないとダメです。
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古屋信吾氏とは
講談社で少年マガジン編集部で「あしたのジョー」などを担当。その後、ミリオンセラーの「気くばりのすすめ」(鈴木健二著)、「日本をダメにした九人の政治家」(浜田幸一著)や文庫シリーズ、大型企画の刊行など、数々の書籍を手がける。2005年に大和書房に移り、『だいわ文庫』を創刊。現大和書房局長兼『だいわ文庫』編集長に古屋信吾氏がいます。
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大先輩17人の貴重な話 より
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