このページは、書籍「名編集者の足跡」から、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
・ベストセラーというものは、売れていることが第一の条件です。「私もそれを読まなければ・・・・」という気持ちを読者に抱かせ売るわけです。
えげつないことだが、ベストセラーは、はじめからベストセラーを狙って、初刊の帯の背中に、ベストセラーと刷ってしまうのです。
・出版をビシネスだけで考えると、おいしいものだけを食べ片寄ったものになる。生活と考えると、健康にも気をつけて、まずいものを食べなければならず、それが自分も養うことになる。
つまり、採算とか儲けにのみ走る出版に傾かないで、商売の上では厳しいと考えられるものも、その出版に意義があれば、あえて出していく姿勢だ。
●名編集者の足跡 より
売れる企画を生み出す発想の原点を探る
塩沢実信 著
グリーンアロー出版社 (1994年6月初版)
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