このページは、書籍「名編集者の足跡」から、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
※後藤広喜氏とは、集英社「週刊少年ジャンプ」第4代編集長。「週刊少年ジャンプ」を六百万部雑誌に育てた名編集者。
・小学校五、六年生を中心にイメージ調査をして、三つのキーワードをつかんだ。
「調査によって、少年たちの求めているものが、“友情、努力、勝利”の三つにあることがわかりました。いちばん心あたたまることは友情。いちばん大切なことは努力。いちばん嬉しいのは勝利というわけです。
この三つが、少年たちの心をとらえているとわかりましたから、このキーワードに沿ってストーリーを作っていくことにしました。
健全で前向き、敗北の美学とは無縁の熱血マンガの主人公が誕生する土壌はここに整ったわけです。
●名編集者の足跡 より
売れる企画を生み出す発想の原点を探る
塩沢実信 著
グリーンアロー出版社 (1994年6月初版)
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