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「袋田の滝」で有名な茨城県大子町。ここ大子町は、「読書の町」を宣言をした町になります。人口2万2千人、世帯数7,300。小学校は8校、中学校5校、図書館1館、書店は1軒だけという小さな町です。
しかし、そんな小さな町にも関わらず「読書」を通じて、心の豊かさを守り、育て、広げ、次の世代に伝えていこうと全国に発信した町なのです。
小さいうちからの読書は、将来的に子ども達の創造力を高め、豊かな感性を育みものです。町が率先して読書のお手伝いをする、こんな取り組みに今後が楽しみな町です。
私たち日本人は、「自ら努力すること」や「人を思いやること」を大切にしながら、世界でもまれな、心の豊かな国を築いてきました。
しかしながら、近年、心の豊かさが失われつつあるような社会的な事件などが数多く見受けられます。
日本人のかけがえのない宝である心の豊かさを守り、育て、広げ、次の世代に伝えていくことが、今、私たちの大きな願いです。
私たちは、この願いを読書に託します。
読書は、私たちを、時間や距離を越え、豊潤な思想との出会いに導きます。
特に、幼児や青少年の読書は、彼らに多くの知的所産を与えるとともに、多様な創造力を培い、豊かな感性を育みます。
私たちは、このような読書のよさを活かし、読書を楽しむ人があふれる町づくり、読書を通じて心の豊さを育てる町づくり、読書のすばらしさを全国に発信する町づくりを目指し、
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赤ちゃんを、読書の世界へ導くために、〔保健センターで〕【ブックスタート】に取り組みます。
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園児に、読書の楽しみを伝えるために、〔保育所・幼稚園で〕【読み聞かせ】に取り組みます。
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児童生徒に、読書の習慣を育むために、〔小中学校で〕【朝の読書】に取り組みます。
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親子の、読書を通してのコミュニケーションを培うために、〔家庭で〕【家読(うちどく)】に取り組みます。
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大子町の、読書の環境を整えるために、〔町中で〕力を合わせ全力で取り組みます。
2007年 私たち大子町は、この価値ある事業に町を挙げて取り組みます。
そして、読書のまち、ふるさと大子に誇りを持ち、日本中の人々に、読書のすばらしさを伝えます。
以上、今ここに「読書のまち」大子を宣言します。
----- 茨城県大子町のサイトから引用 ------------
※大子町の代表する特産物は、奥久慈茶、こんにゃく、久慈ゆば、奥久慈しゃも、久慈川鮎、奥久慈そば、八溝(奥久慈)わさび、奥久慈りんご、、チーズケーキ、漆(うるし)、などです。
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