このページは、書籍「感じる漢字」から、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
・中華料理のレストランで「囍」という字を見たことがないだろうか。ラーメンどんぶりに書かれている場合もある。何かのマークかと思っている人が多いかもしれないが、あれが、ご馳走を表した字なのだ。
・良
「良い」の起源は豆にあった
「良」は「水」で洗いながら、たくさんの「豆」の中からいい豆を残している様子を表した字である。
・義
義務とは人間としてあるべき務め
・和
「和」という字の形に表現された精神を、「和」の国に人間として今一度しっかりと心に刻んでおきたいものだ。
・いうまでもなく、漢字は表意文字である。
・漢字を生み出した古代の人々に驚かされっぱなしである。
なにしろ彼らは、文字の形に美しい自然や暮らしの営みを映し込み、さらには信仰心や人間関係における知恵、人生のあり方に対する哲学といったものまでも凝縮させて、巧みに表現しているのだ。
その観察力の鋭さや、物事の本質をつかみとる洞察力、それをたった一字の漢字に形にまとめ上げるデザイン力といったら!これには、ただただ驚嘆するほかない。
●書籍「感じる漢字」より
高橋 政巳
¥1,365(税込)
扶桑社(2006年5月初版)
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