書店員が予想している数値と大きく差があるようであれば、FAX原稿に部数を書いたほうが良いです。
つまり、出版業界の人が思っている以上に売れているのであれば、販売部数を入れることをオススメします。
理由は、予想に反して売れているなら、自店に仕入れる理由につながるからです。特に、本を見ている現場の人には、『この本であれば大体これ位の部数じゃない!』といった見解があります。
例えば、『経営コンサルタントになって起業する! 』みたいな本であればマーケットが限られる可能性が高いです。理由は、毎年の経営コンサルタントの受験者数を見ればわかるからです。
具体的には、受験者が毎年7万人いるから、売れるのは5%の3,500部冊程度だと予想されます。※この数字はあくまで例です。
ところが、実際にこの本が1万部売れたのであれば、その想像している数字をはるかに超えるので、この場合は、部数を入れたほうが良いということになります。
また、新聞広告を見てもそうですが、どこの出版社も『○刷り!』、『たちまち重版!』 などのうたい文句は入れますが、○万部といった具体的な数字は10万部以上にならないと入れないところが多いようです。
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