第15回ブックフェア「『本』の流通は脳に始まり、脳に終わる」から、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・デジタル情報であるからといって本の流通に妨げるものではない。無料で読めるからといって本を買うのを辞めますか?
・本を買うことは情報を買っているのではない。
・本を読むという体験にとおいては本に勝るものはない。
・DVDで見たものと、ライブ(生)で見たものでは脳に入る真剣さが違う。
・インターネットが増えることで本が益々求められている。つまり、流れいく情報の中で、碇を下ろすような落ち着きどころを読者は探している。
・インターネットと本の相性は良い。
・今後の出版社は古典を目指すべき
・古典とは固定点や碇を下ろすところ。つまり、ゆるぎないところが人間には必要
・現在は“知のデフレ現象”がおきている
・本を書く上で「100年後、200年後この本がどうなるんだろう?」っていつも考えている。
・「脳を活かす勉強法(PHP研究所 刊)」は力を抜いて書いたら60万部も売れた。
・本を読んだ数だけ自分が成長できる。本を読んで積んだ高さだけ遠くが見える。
・ドキュメントのすごさは言葉
・同じ考えを持っている仲間を見つけることが大切
●第15回 東京国際ブックフェア
基調講演「『本』の流通は脳に始まり、脳に終わる」より
茂木 健一郎 氏
脳科学者/ソニーコンピュータサイエンス研究所 シニア・リサーチャー
※主催は、 リード エグジビション ジャパン株式会社
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