このページは、書籍「本の読み方~スロー・リーディングの実践(平野 啓一郎 著)」から、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・本を読むためには、料理を作ったり、車を運転したりするのと同じで、それなりに技術が必要であり、ちょっとした工夫次第で、読書は何倍も楽しくなる。
・「スロー・リーディング」とは、一冊の本にできるだけ時間をかけ、ゆっくりと読むことである。
・選択の可能性が増えたといっても、手に負える限度というものがある。結果、評判になっているベストセラー本でも読んでみるか、というようなことになる。(中略)私たちはかつての人間よりも知的な生活を送っているということができるだろうか?どうも、そうでもなさそうである。
・たった一冊の本の、たった一つのワンフレーズであっても、それをよく噛みしめ、その魅力を十分に味わい尽くした人のほうが、読者として、知的な栄養を多く得ているはずである。
・読者は、「作者」という名の他者と向かう合う
・「作者の意図」を考えながら読む
・人に説明することを前提に読む
・「我が身」に置き換えてみる。
・スマートな議論をするためには、「相手の意見→理解→しかし、否定→自説の展開」という形式が一番効果的だ。
●書籍「本の読み方~スロー・リーディングの実践」より
平野 啓一郎 著
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