このページは、書籍「書店経営のすべて(田中 弘一 著)」から、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・終戦時に、全国の書店の数は約三,〇〇〇あったというが、その数が、今では二万数千件となり、しかも年々、一,〇〇〇店前後もの新しい書店が生まれているといわれる。
・この一年間に読んだ分野
該当者 小説 専門書 趣味 その他 計
参考書 娯楽
実用書
総数 1,476人 30% 25% 43% 2% 100%
[性]
男 709 22 35 41 1 100
女 767 38 15 44 3 100
[年齢]
15~19歳 183 50 28 22 - 100
20~29歳 327 27 23 40 - 100
30~39歳 350 32 26 42 - 100
40~49歳 251 25 26 46 - 100
50~59歳 194 16 28 51 - 100
60歳以上 171 17 21 56 - 100
資料:総理府「読書・公共図書館に関する世論調査」
・書店によく来る客層
30代サラリーマン 60.4%
20代OL 51.0%
小中学生 44.1%
高校生 41.8%
20代サラリーマン 40.7%
主婦 40.7%
40代サラリーマン 39.4%
大学生 28.7%
50代サラリーマン 17.1%
30歳以上OL 8.6%
図書分類基準別の需要規模を人口一万人当りに換算して示したものである。
・東京八重洲ブックセンターの社是、五訓
社是
信義誠実を旨とし
ムダ ムリ ムラを排し
科学的管理に徹せよ
五訓
一、まずどうすべきかを考えよ
二、できないと言わずにやってみよ
三、新知識の採用をおこたるな
四、一致協力して事にあたれ
五、他人に言うことを気にするな
・書店が企画した催事コーナー
【企画セット、催事名】 【主な内容】 【開催期間】
冒険小説コーナー 早川、角川、新潮、パシフィカ 1/7~2/6
SL蒸気機関車コーナー 50点、400冊 1/10~1/31
日曜整備自動車の本 〃 〃
鉄道フェア 70点、350冊 1/12~2/9
中国古典フェア 60点、150冊 1/15~2/15
文芸書フェア 20点、280冊 1/17~3/14
オーディオ、ラジコン、電子工作 オーム、音友、誠文堂、ラジオ技術 1/20~2/18
NHKブックフェア 600点、1,500冊 1/25~2/25
生活設計コーナー 150点、350冊 2/1~3/2
洋ラン展 70点、450冊 2/2~2/7
ぺんぎんブックスフェア全タイトルフェア 絶版品コーナー設置 2/8~2/20
カメラフェア 120点、250冊 2/10~3/21
カルティエ・ブレッソン展10点、150冊 2/9~2/21
保育図書フェア 250点、500冊 2/15~3/31
封印されたフィルム 写真展、限定版\15,000の本 2/22~3/6
中西利夫展 25点、200冊 3/1~3/15
古地図ワゴンセール 日本地図センター3/1~3/4
学習参考書フェア 4,000冊 3/8~4/22
美術出版社 新技法シリーズ 20点、100冊 3/10~3/20
鉄道フェア 交通公社、山渓、広済堂 3/20~5/13
・ロングセラー商品の発掘は、店全体で考えるよりも商品部門ごと、担当者ごとに行うの方が、バラエティに富んだ豊富なものとなるであろう。
そのためには、部門別に売上カードの分析を行い、単品の売行き良好書の記録をとっていくことが前提として必要になる。
・D・カーネギーによれば、人の誤りを自ら訂正させるには、つぎの九つの方法があるという。
イ、まずほめる
ロ、遠回しに注意を与える
ハ、自分のあやまちをを話す
ニ、命令をしない(意見を求める)
ホ、面子を失わせない
ヘ、わずかなことでもほめる
ト、期待をかける(悪人でも紳士として扱う)
チ、激励する(そして、能力に自信をもたせる)
リ、喜んで協力させる
●書籍「書店経営のすべて」より
田中 弘一 著
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