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岡本一郎 氏より (書籍「グーグルに勝つ広告モデル」より)

このページは、書籍「グーグルに勝つ広告モデル(岡本一郎 著)」から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・見たいときに、見たいものを、見たい部分だけ、見たい。


・苦戦しているのが、
一般週刊誌
女性誌
情報系

一方、好調なのが、
ビジネス誌
ラグジュアリー雑誌

これは、一言でいえば「ネットで代替取得可能な情報を扱っている雑誌が食われている」ということになると思います。(中略)


一般週刊誌、特に「ポスト」「現代」が得意としているようなゴシップ系のニュースが、ネットの速報性によって無力化されてしまったという側面があるように思えます。


・年収2000万円以上がターゲット、と公言することによって、年収2000万円以上の人のライフスタイルに憧れている、年収数百円~1200万円くらいの一般層を、読者として取り込んでいるわけです。(中略)年収数百円の人は「2000万円までいけばこういうライフスタイルが実現できる」と思うでしょう。(雑誌「LEON」から)


・(テレビは)つまらないから見ないという層が、4割のうちの半分、2割くらい存在することがわかっています。しかもこの人たちは、テレビを見る6割の人よりも可処分所得が高いということもわかっています。


・インターネットメディアは自分が望む情報だけを効率的に収集してくれる機能を、どんどん進化させています。


・英国の科学誌「ネイチャー」が、ブリタニカとウィキペディアの正確性を、42項目について複数の専門家に検討させて結果、ウィペディアは間違いや抜け落ちが1項目あたり平均4つあり、ブリタニカ国際大百科辞典は3つでした。


そこから、同等の正確さがあると評価したことで、科学技術等の客観的事実はおおむね信用できるとされています。


  
・ポストイットを生む出した3Mはもともと鉱山会社でしたし、インテルはメモリー生産、液晶事業で業績を伸ばしいるシャープはもともと筆記用具のメーカーでした。


長期に存続している会社というのは、どこかで大きく経営の変局点を乗り切っているのです。
 
     
             
●書籍「グーグルに勝つ広告モデル」より
岡本一郎 著
¥756(税込)
光文社 (2008年5月初版)
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