このページは、読書教養講座 公開授業「作家の生き方」から、井上ひさし氏から聞いた良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
当日、井上ひさし氏は、こげ茶ふちの眼鏡、紺のブレザー、白色のシャツ、ジーパンというスタイルで登壇。
「作家の生き方」ということで、井上ひさし氏の話ではなく、作家、菊池寛氏についての話でした。
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・ゴルフ、マージャン、パチンコ、将棋、囲碁を広めた人が菊池寛氏。
・文藝春秋を立ち上げた菊池寛氏の年表を30年かけて作成。詳しく書き過ぎてわからなくなることがある。
・見ていながら見えていないものがある。つまり、他の人に見えなくてもその人にしか見えないものがある。聞こえないものを聞こえるようにする。
・作家は努力と勤勉さが大切。
・頭の中にあるものを言葉にすることは難しい。
・菊池寛氏の本は騙されたと思って読んで欲しい。
・初版部数は全盛期の10分の1になった。
・作家だけの収入では厳しい。まだ作家より芝居のほうが食える。
・パソコンやケータイは持たない。最新の機器はFAX。
主催:活字文化推進会議
主管:読売新聞社
場所:青山学院大学
進行:青山学院大学文学部日本文学科教授 片山宏行氏
開催日:2008年10月25日
21世紀 活字文化プロジェクト
http://katsuji.yomiuri.co.jp/
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