このページは、書籍「[地球大予測Ⅱ]オーケストラ指揮法(高木 善之 著)」から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・オーケストラを指揮するに当たっての重要なポイント
ビジョンを明確に
タクトを正確に
要求はできるだけ高く
指示は簡潔に
評価は明確に
楽団員の意識、意欲の高揚
いったん出した要求は簡単に下ろさぬこと
指揮者としてふさわしい態度
・あなたが指揮台に立ったとき、メンバーが意欲を持って演奏をしたくなるかどうか、もっと厳しくいうならば、楽器を構えるかどうか、音楽が始まるかどうかの方が問題なのである
・楽譜には実にさまざまな表情、発想が書かれていますし、音楽にはより多くの心の変化、感情の表現が必要になります。
・音楽の世界では、特にプロの世界では、いい悪いを決めつけるのは、とても危険なことなのです。
・質問とは答えを求めているのではなく、むしろ多くの場合、「自分の意見を述べたいシグナル」ではないでしょうか。
・人は命令や指示では本気で動きません。
人は自ら気付いたとき、本気で動きます。(中略)
それはあたながまず、「あなたはどう思う?」と聞いてみることなのです。
・信頼はこちらから
・「このシーン、キリストが十字架を担いで坂道を上るシーンですが、もっと苦しい感じが必要ではないでしょうか」(中略)
私は「なるほど。ではそれを参考にして、最高の音楽を演奏しましょう」と言います。
・より重要なことはメンバーの眠っているイメージを引き出すことです。つまりメンバーにインスピレーションを与えることなのです。
・質問をする人は、そのことに自分の意見をもっています。
質問は答えを求めているわけではありません。
質問とは自分の意見を述べたいという合図です。
質問に答えるより「あなたはどう思う?」ときいてみてください。
相手の意見や答えに対して、批評や評価を下してはなりません。
相手の意見や答えは、「なるほど」と受け止めてみてください。
もし相手の意見を求めるならば、少な目に述べてみてください。
相手の質問に対して、あなたが結論を出してはなりません。
・何もできなくなってはじめて、自由な身体の大切さを知りました。
・自分が信じてきたこと、自分が当たり前と思ってきたことは、ほとんどが自分勝手な思い込みであり、冷静に考えればおかしなことばかりです。
・子供はしたいことをするし、したくないことはしない。
・幸せとは“人よりも”ではなく“人と共に”
“自分だけ”ではなく“みんなで”
・幸せは競争しないこと、争わないことことだということを。
・自分の意志で動けるというのは何と自由なことだろう。
・人は話したいのです。答えを求めているのでなく、話を聞いてもらいたいのです。自分の気持ちをわかってほしいのです。理解してほしいのです。受け止めてほしいのです。身寄りの無い不安、理解してくれる人のいない淋しさを聞いて欲しいのです。ただ、聞いてあげるだけでいいのです。
・「こうしなさい」と言われれば逆らいたくなり、「自由に」と言われれば周りに合わせるようになるのです。
・音楽とは「音を楽しむ」のです。
・大切なポイント
信頼し任せること
失敗を恐れない
指示命令をしない
気付くチャンスを作る
・うちでは事実を話すだけで、そこにいい悪いなどの余分な意味をつけません。
・ほめない、叱らない(中略)
「どうしてこうなったと思う?」「今度はどうしたらいい?」と話し合うことの方がはるかに大切です。
・子供に大切なのは学歴や偏差値ではない。どんなことがあってもパニックを起こさず、現実を受け止め、冷静に生き抜くことなのだ。
それには何も恐れないこと、誰とでも仲よくするだけの度量と勇気が必要なのだ。親が子供に与えるべきものは、どんな状況でも生き抜く力、誰とでも仲よくできる力なのだ
・人を変えることはできない。
人は自ら気付くことによって変わる。
・無理をしないことです。無理は続きません。
・あなたが変わることで周りが変わり、世界が変わるのです。
●書籍「[地球大予測Ⅱ]オーケストラ指揮法」より
高木 善之 著
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総合法令出版 (1996年8月初版)
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