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三宅 卓 氏より (書籍「会社の買い方教えます。」より)

このページは、書籍「会社の買い方教えます。(三宅 卓 著)」から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・不況になると目立つ川下企業の買収


・どんな会社、どんな社長が会社を買いたがるか
成長企業の場合
 →業界シェア拡大のために同業者の買収
 →エリア拡大のために他地域の同業者を買収
 →成熟業界の企業が新分野開拓のために異業種企業を買収
 →販売力向上のために川下企業を買収

創業社長の場合
 →本業をさらに拡大するためにシェア拡大を意図して同業者を買収。規模拡大を目的にして、川下企業を買収。


・売る側は、会社を売って、ハッピーに経営者人生を完結したいからこそ交渉の場に望んでいます。


・かかってくる電話は、「買い希望」「売り希望」「その他」とあるが、たとえば四〇〇件の電話相談がかかってくるとすると、だいたい二五〇件ぐらいが「買い希望」の企業からのもので、一〇〇件ぐらいが「売り希望」の企業からとなる。


・売り手が同業種の場合は買いやすい


・同業種の会社を買収しようとする企業の目的は、たいていがシェア拡大や他の地域への進出である。


・儲かっている時が売りのタイミング


・会社の値段の決め方にはこんな方法がある

1 会社の純資産価額に着目した評価法
 →時価純資産価額法
 これに営業権評価を加えた方法が中小企業では最もよく使われている

2 会社の収益価値などに着目した評価法
 →収益還元法
 →ディスカウント・キャッシュフロー法
 →配当還元法

3 公開企業の市場価値から推算する方法
 →類似業種比準法
 →類似会社比準法


・オーナー社長が非公開企業の株式を譲渡した場合、原則的には、その譲渡益に対して合計二〇パーセント(所得税一五パーセント+住民税五パーセント)の税率で課税される。


・仲介専門会社は、金融機関系のものと、独立系のものの二種類に分けられる。


・依頼する際は自社のニーズにあった会社を選ぶことが大切である。(中小企業の強い仲介会社や上場企業の再編に伴う子会社の譲渡に強い仲介会社などがある)
     
             
●書籍「会社の買い方教えます。」より
三宅 卓 著
¥1,470(税込)
あさ出版 (2005年5月初版)
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