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松永 真理 氏より (書籍「iモード以前」より)

このページは、書籍「iモード以前(松永 真理 著)」から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・「こんな失礼な会社は、ありませんね。人を呼んでおきながら、平気で遅れてくる。遅れて入るのに、悪びれる様子もない。みなさんは、私の時間を一〇分も殺したんですよ。私はもうすぐ死ぬんです。時間がない老人の時間を殺さないで下さい。」※淀川長治氏の言葉


・風邪をひけば誰かが代わりに入稿してくれる、そんな置き換えのきくような仕事をやっているうちはまだプロとは言えない。


・プレゼンテーションも巧いが、倉田の真骨頂はヒヤリングの巧さにある。数々の創刊を手掛けて成功に導いた秘訣はすべて、対象となるユーザーへの徹底したヒヤリングにある。


・抽象的な質問には抽象的な答えしか返ってこない。


・「酒場では仕事の話を、職場ではプライベートな話を」※倉田学氏のモットー


・「ニューリクルート30」のプロジェクトは、企業理念を次のように決め、解散する。(中略)
「私たちは、常に社会との調和を図りながら新しい情報価値の創造を通じて、自由で活き活きした人間社会の実現をめざす」
さらに、経営の三原則は、
一、新しい価値の創造
二、個の尊重
三、社会への貢献


・人は、他人から認められると嬉しい。
人は、やったことがカタチになると嬉しい。
人は、自分なりの工夫を凝らせると嬉しい。
人は、自分の意見が受け入れられると嬉しい。
人は、生きている実感を感じられると嬉しい。
人は、新しいことを知ることができたら嬉しい。
人は、時間がたつのを忘れて没頭できると嬉しい。


・リクルートには恐怖の研修があった。リクルートが開発した「ROD」(Recruit Organization Development)研修である。


・上司が部下をわかるのに半年かかるが、部下は上司を三日でわかる


・長距離で強くなるための条件は、才能でも体格でもありません。練習の継続です。※小出義雄氏の言葉


・リクルートの成長の原動力は何かといえば、人である。人でしかない。人の成長が、会社を成長させていく。


・あえて「前」を見つめることが、未来につながっていくのでないか。
     
             
●書籍「iモード以前」より
松永 真理 著
¥1,400+税
岩波書店 (2002年7月初版)
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