このページは、書籍『「文」を「藝」にするヒント 基礎編(菊池寛作家育成会 編集)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・私の祖父、菊池寛は、文豪と言われるようになるまで、作家として苦労をしてきた時期がありました。
・文藝、美術、音楽、映画や演劇は『人間が人間である証しなのだ』と思っているのです。
・菊池寛は、「読者が求めているのものは、書く技巧では無く、あなたの送ってきた人生なんだ。あなたは、その人生をどう自分の中で纏め(まつめ)、人生観にしているか」と言っているのでしょう。
・純文学とは、自分のために書く作品。大衆文学とは、他人のための書く作品
・『人間は、結局人間にしか興味を持たない』と、言うことです。だから、ジャーナリズムは『人間の日常を描く』ことです。
・まず、第一にキャラタクター性格設定が、大切ですね。では、どうしたら良いのでしょう。
キャラクターに魅力を付けるためには、その人物の『履歴書』が必要になります。ここをいい加減にするとお話が進まなくなったり、面白さが無くなったりしますから、是非、きちっとした履歴書を作って欲しいですね。
・私は、小説というものは、『作者の中から湧き上がった妄想を、文章に乗せて読者に届ける作業』だと思っています。
●書籍『「文」を「藝」にするヒント 基礎編』より
菊池寛作家育成会 編集
文:菊池夏樹
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