このページは、書籍「図書館利用の達人~インターネット時代を勝ち抜く(久慈 力 著)」から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・欧米諸国ではアメリカ、ロシア、イギリスなどのように、日本を上回る図書館数を誇っているところもあります。
・著者はこの約四〇年間に、数十万冊の本と数十万冊の雑誌に目を通しています。
・インターネット情報は、情報が過大に膨らみすぎ、雑多すぎて、絞り込む作業、情報を選択する作業が頻繁になります。
・千代田図書館のサービスで特徴的なところをあげてみましょう。
第一に、閉館時間の延長。(中略)
第二に、区民の書斎の試み。(中略)
第三に、託児サービス。(中略)
第四に、地域密着、地域起こし。(中略)
第五に、ビジネス支援。(中略)
第六に、セキュリティの充実。
・図書館情報は、専門性、濃厚性、深化性、批判性、分類制、公共性があり、インターネット情報は、利便性、即応性、標準制、共有性、集中制、個人性があります。
・図書館備え付けののパソコン端末(OPAC「おーぱっくん」などと称されている)
・レファレンスとは資料調べの手伝いサービス
・図書館に、当日の新聞の挟まれたチラシを自由に見られるサービスをするところが多くなりました。
・国会図書館は、ほとんどの書籍、雑誌、新聞、法令、地図等がそろっています。所蔵図書は何と八三七万冊、雑誌・新聞約一五万種と桁外れの規模です。国内で出版されたものは、すべてここへ納入される建前になっています。
・(国会図書館は)本館と新館に分かれており、本館は書籍中心、新館は雑誌中心。
・『現代評論家人名事典』(日外アソシエーツ)
・『全国各種団体名鑑』(株式会社シバ)です。上、中、下巻に分かれ、最新のものは二〇〇六年に出ています。
・最近の雑誌のバックナンバーを見たい場合は、日比谷図書館がいいし、それ以前のものを見たければ、中央図書館がいいし、あまり手に入りにくい雑誌は、国会図書館を利用するのがよいのです。
・ 専門図書館、博物館などの情報を集めた『専門情報機関総覧 2006』(紀伊国屋書店出版部)は、三年ごとに専門図書館協議会が編集、発行しています。
・テレビ番組のデータ集めでは、手軽にできるインターネットのみに頼りがちですが、これでは浅く常識的な情報しか集まらない場合が多く、図書館の全館リクエストシステムによる情報収集が、威力を発揮してくれています。
●書籍「図書館利用の達人~インターネット時代を勝ち抜く」より
久慈 力 著
¥1,680
現代書館 (2008年11月初版)
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