このページは、書籍「いますぐ本を書こう!~早稲田大学エクステンションセンター「本の書き方講座」講義ノート(ハイブロー武蔵 著)」から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・私にとって生きるとは、本を読むこと、そして書くことである。
・「書くことは読むことであり、読むことは書くことである」※「自家製文章読本(井上ひさし著、新潮文庫)」より
・鷲田小彌太氏は、そのテーマにつき千冊本を集めて読めば一冊の本が書けるという。
・大読書家かつ多数の著作をもたれる谷沢永一氏でも、一日十枚(四千字)書くと、頭も体も限界のようだと述べてある。
・よい読み手ほど、よい書き手になる。※「自家製文章読本(井上ひさし著、新潮文庫)」より
・他人の文章を写してみる
一冊まるごと写したといわれるのは、浅田次郎氏である。小説家になりたいという一心で川端康成、谷崎潤一郎、三島由紀夫などはほとんど写したというから凄い。
・自分史が書き物として成功するには、つまり、読者に読まれるためには、自分のふれたくないところをあえて披露し、反対に、言いたくなくてむずむずすれするところは、これを抑えるというストイックな精神が求められる。※「自分史作法(外山 滋比古 著、チクマ秀版社)」より
・平均三〇文字以内になるように文をきって書けば、文の長さの点ではかなりやさしい文章になるはずだ。※「名文作法(中村 明 著、PHP)」より
・私が考えるよい編集者の条件
①本を幅広くたくさん読んでいる人、本好きな人
②他人の話をよく聞くことができる人
③他人の長所を見抜ける人、ほめ上手
④がまん強い人
⑤気がきく人、気配りができる人
⑥体力のある人
⑦愛ある人
・私が考える編集者とのつきあい方
①編集者とうまくいかないと本が出ないことをよく知る
②編集者の意見をよく聞く
③怒らない
④食事したりして打ち解ける(営業もかねて!)
⑤本ができあがったあとも、感謝を忘れずにつき合う
⑥本の売上げに有形・無形の努力をする(本の売れ行きは、編集者のプライドと名声にかかわる)
・わが国でベストセラーという言葉を最初に用いたのは、『週刊朝日』一九四六年(昭和二十一年)五月十九日号である。定着したのは、一九五一年(昭和二十五年)の波多野勤子『少年期』(光文社)からといわれている。
●書籍「いますぐ本を書こう!~早稲田大学エクステンションセンター「本の書き方講座」講義ノート」より
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