このページは、書籍「当世出版事情(林 邦夫 著)」から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・「テレ・セラー」という言葉が出版界ではやっている。著者がテレビの人気者だったり、本の内容とか著者自身がテレビに取り上げられて話題なり、本の売行きが大幅に加速する本のことだ。
・ふつう、本でも広告費は本の定価の一〇%以内というのが常識
・ベストセラーとは、いつも本を買わない人にも本を買わせることだ
・晶文社の書名・定価・部数の決め方
晶文社で本の題名や部数、定価などを最終的に決めるスタッフ会議が開かれるのは毎月第二、第四木曜日の夜である。
・「出版社が自分の出版する書物に情熱と意欲を持ち、また、読者の側から意味や価値が認められる限り、その存続は可能である」-----みすず書房の出版方針だ。
・“本の販売元引き受けます”“口座貸します”---------東京・神田でこんな商売がけっこうはやっている。星雲社という小さな出版社がやっている仕事だ。
●書籍「当世出版事情」より
林 邦夫 著
草思社 (1984年1月初版)
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