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2008年原油価格高騰が起こりました。その余波から出版界は紙代が上がり一部の雑誌や書籍で値段が高くなりました。そんな時に、売れ行きを伸ばしたのが「新書」です。
もちろん、他の要因もあるわけですが、昔から紙が高くなると新書が売れ、紙が少なくなると文庫が流行するという説があったそうです。
そのことが書かれている書籍をご紹介いたします。書籍『出版の検証(日本出版学会 編集)』です。
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田所太郎(図書新聞社長・評論家)は、のち、こう書いた。「真偽のほどはわからない。ある出版人の話によると、紙が少ないときは文庫が流行し、紙が多くなると全集合戦がはやり、紙が高くなると新書の競争になるそうである。
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●書籍「出版の検証~敗戦から現在まで」より
日本出版学会 編集
文化通信社 (1997年1月初版)
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