このページは、書籍『出版の検証~敗戦から現在まで(日本出版学会 編集)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・『改造』、改造社という名前は出版界から消えてから四〇年を越えた今、その名すら一部の識者を除いては知る人も少ない。
・田所太郎(図書新聞社長・評論家)は、のち、こう書いた。「真偽のほどはわからない。ある出版人の話によると、紙が少ないときは文庫が流行し、紙が多くなると全集合戦がはやり、紙が高くなると新書の競争になるそうである。
・河出書房の倒産は、当時、出版業界では“ベストセラー倒産”とも呼ばれた。
・一九七五(昭和50)年十月二十七日の月曜日、『日刊ゲンダイ』が創刊された。出版社から発行された最初の新聞といわれる。しかし、発行元の講談社内部では、『日刊ゲンダイ』あくまでも雑誌であった。
・編集外注化の広がり 一九八三
日本編集制作協会の発足
※参考:http://www.ajec.com/
・実際、ヤマトの参入は、二代取次寡占化による出版流通の閉塞状況を刺激し、風穴を開ける効果をもたらした。
●書籍『出版の検証~敗戦から現在まで』より
日本出版学会 編集
文化通信社 (1997年1月初版)
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