このページは、書籍『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法(福田 和也 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・月に三百枚書くというのは、職業的物書きの中でも、かなり多いほうです。諸説家、評論家、エッセイストをあわせても、現在二十人そこそこでしょう。
・本を読むときに大切な「こころ構え」
まず何よりも「目的」をはっきりさせることです。つまり、自分は、一体何のためにこの本を読むのか、という目的意識をはっきりもたなければなりません。
・「役立つ」本の選び方
まず大事なことは、「役立つ」というのは、あくまで自分にとってだ、ということです。
・書き写すというのが、とても大事なことです。
・もう一つ大事なのは、写すことによる、発見や理解が必ずあるということです。
・「面倒だな」という気持ちを利用して、何が一番自分にとって大事なのかを、確認していくという作業をする訳です。
・取材では「考えたこと」をメモする
・文壇社交としてのバーといったものですら、今ではほとんど崩壊してしまっています。
・徹底的に分解することです。
・話すことによって、自分のやっていることの意味が、客観的に視点から再認識できます。
・私としては、基本的に著者と会う時には、「こういう原稿を書いてくれ」という具体的な要望というか、注文をもっているのが、編集者の礼儀だと思います。
●書籍『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』より
福田 和也 著
PHP研究所 (2004年7月初版)
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