このページは、書籍『史上最強の編集塾、開講!~いまから間に合うマスコミ志願者必読の書! (関根 進 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・タイトルとは、
1・読者へのメッセージ
2・編集部の主張
3・読んでもらうための宣伝
これに尽きるから、私は記事を作るときは「始めにタイトルありき!」である。
・「雑誌には毎号1000人の顔を出せ!ページ毎に『おやまあへえ』をいれろ!」という通達を編集会議の席に繰り返した。
・「面白くて為にならない」と世間で思われている噂ほど、引っ繰り返せば「知りたがっている噂」のことが多い。
・編集長は少なくても次に雑誌の「骨格」を決めておかねばならない。雑誌の骨格作りを概説するとこうなる。
1・発行形態(月刊とか週刊とか)
2・編集人員(固定費としての比率は高い)
3・編集費(1冊にかかる取材費・原稿料など)
4・宣伝費(新聞の広告を出すとか)
5・判型(雑誌の大きさをB5やA5に決める)
6・定価(ライバル誌との兼ね合いもある)
7・総頁数(定価やライバル誌との兼ね合いをみる)
8・仕込み(オフセット等の4色頁1色頁の配分)
9・入広告
10・編集頁と広告頁の比率(2:1が基準)
11・コスト想定(取りあえず1号当たりのコストを出しておく)
・トラブル処理は簡単なものではなかったが、ともあれ、難易度によって表現形式を3段階に分けた。
1・反論掲載お知らせパターン
2・訂正お知らせパターン
3・訂正お詫びパターン
・編集長は業界紙にゴシップを書かれて一人前
●書籍『史上最強の編集塾、開講!~いまから間に合うマスコミ志願者必読の書! 』より
関根 進 著
太陽企画出版 (1995年4月初版)
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