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森山 真有 氏より(書籍『伸びる子の法則』より)

このページは、書籍『伸びる子の法則(森山 真有 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・長期にわたって成績優秀な子どもの多くが、小さなときから「勉強しなさいと言われたことがない」というのです。


・人はなぜ勉強しなければいけないのか。私自身の考えを申しますと、「人や社会の役に立つために勉強する」が答えです。


・「上は下を見るに三年を要し、下は上を見るに三日を要す」という言葉があります。(目下の者は目上の者の度量・力量をすぐに見抜いてしまうという意味です。)


・文章を読む、人の話を聞く、そして文章を書く。これが勉強の基本です。その最初の部分でつまずいてしまっては、その後の勉強すべてに支障を来してしまいます。


・「知りたい」「学びたい」というのは、人間にとって根源的な欲求です。


・人の「やる気」を作り出す役割をしているのが、脳の真ん中にある「即坐核」という部位です。この即坐核を刺激してあげることが、学習の「やる気」を作り出します。(中略)まずは何らかのアクションを起こして、即坐核をちくちく刺激してあげなくてはなりません。(中略)一緒に机に向かって、分からないところを一つ一つ確認し、理解させてあげることが一番の近道です。「分かった!」という小さな喜びが即坐核に刺激を与え、「もう少し勉強しようかな」という気持ちに繋がっていきます。


・学習における基本とは、「見る」「聞く」「書く」「話す」という、この四つです。これをおいてほかにはありません。


・一点集中型ではなく、勉強時間を細かく区切った方が効果的なのです。


・「できるノート」の作り方
①一つのノートは一つの教科だけにする。
②ノートはB5サイズより大きいものを使う。
③自分の言葉で書く。
④見出しをつける。


・時間のプレッシャーに勝つのは、家庭学習の中で時間制限を設けて問題を解くトレーニングが最適です。

             
●書籍『伸びる子の法則』より
森山 真有 著
PHP研究所 (2007年4月初版)
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