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若桜木 虔 氏より(書籍『小説新人賞の傾向と対策』より)

このページは、書籍『小説新人賞の傾向と対策(若桜木 虔 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・新人賞を射止めるための第一定理
《定理1=新人賞を射止めるには選者を感心させれば良い》
(中略)
それは「選者の知らないことを書く」です。


・どこかで見たような話にしない


・組み合わせで斬新さを狙う手は、ありです。一つ一つは既存のアイディア。だけど、それを巧妙に組み合わせている、という受賞作は、結構ビック・タイトルの新人賞にも存在します。


・《定理13=「説教臭い・テンポが悪い・つまらない」の三要素は、一要素たりとも入れるべからず。徹底排除すべし。》


・読者が共感してくれるかどうかは、作者がどれだけ登場人物に感情移入できるかによって、変わってくるんですね。


・《定理14=初心者は弱い主人公・平凡な主人公を設定するべからず》


・《定理15=初心者は、最初から強くてエキセントリックに主人公を設定すべし》


・《定理20=書くことに優る学習法なし》


・《定理26=前例のない面白さ・深慮な思想・魅力的なキャラクター-----最低この三要素の内に二要素を押さえるべし》


・執筆中は小説を読まないほうがいい


・一日に二十冊ぐらい読破したことがあります。


・読者(一般読者も選者も)がなかなか足を運べない地方のカラーを出すことは、新人賞選考でも、受賞後のヒット作に繋げる点でも、非常に有利になります。

             
●書籍『小説新人賞の傾向と対策~キャラクターと舞台設定で狙う』より
若桜木 虔 著
雷鳥社 (2008年4月初版)
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