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最も古い図書館は現在のイラク北部を占める地域にあったアッシリア帝国のアッシュールバニパル王の図書館です。
日本の場合は701年の現宮内庁書陵部にある図書寮(ずしょりょう)です。詳しくは、書籍『本の問答333選(出版ニュース社 著)』より学んでみたいと思います。
----- 書籍『本の問答333選(出版ニュース社 著)』より -------------------
最古の図書館は、前八~前七世紀に栄えたアッシリア帝国の図書館といわれる。一八五〇年英国の考古学者レヤードによってその遺跡に多数の粘土版文書が発見され、その解読によってそこの王の図書館の一部であったことが明らかになった。(中略)
日本最初の図書館は、大宝律令(七〇一)の中に定められた図書寮(ずしょりょう、現宮内庁書陵部)であるが、とくに有名なものは、奈良時代の末期に、石上宅嗣が自宅の一隅に設け、一般に公開したと伝えられる芸亭(うんてい)とされている。
●書籍『本の問答333選~付・出版会を築いた人々』より
出版ニュース社 著
出版ニュース社 刊(1976年10月初版)
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