このページは、書籍『あなたも名講師になれる~うまい教え方・話し方(岸 恒男 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・実行させるポイント
①まず何よりも深い理解をさせること
②講師は教える時間の長短、内容の難易などにかかわらず、「確実に実行に移すよう」に繰り返し口に出して訴えること
③講師は受講者が「そうか。それならやってみよう」と心を動かすような身近な話題や強く印象に残る話を聞かせること
④講師は自分が相手の「実行」に強い影響力をもっていることを認識し、必ず実行できると強く訴え、自信を植えつけること
⑤「実行」ということをおおげさに考える必要はない
⑥三日坊主でもやらないよりもマシである
・学習者の個人差いろいろ
①学習歴の違い
②興味や関心のあり方の違い
③性格の違い
④学習スタイルの違い
・内容の構成はつぎのパターンを頭において考えてみる
ア 現状はどうなっているか
イ 総論
ウ 問題提議
エ 現状(事実)
・「われわれ」や「私たち」を意識的に使うことをおすすめしたい。
・まず講壇にあがったらやること
①腕時計を置く
②テキストやプランなどの資料を置く
③あいさつをする
④初対面のときだけ自己紹介をする
⑤メイン・テーマを話す
⑥メイン・テーマを板書する
・一般に、講師に対する受講者の発言はつぎのように分類できる。
①質問(理解できなかった点を明確にしたい。追加の情報を求めたい。)
②意見や提案(講師の意見を求める。受講者の考えを提案し賛成を求める)
●書籍『あなたも名講師になれる~うまい教え方・話し方』より
岸 恒男 著
日本経団連出版 (1985年10月初版)
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