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本を購入する際の、分割払い、月賦払いのことをラムネと言います。明治や大正時代によく出版された大物全集を購入するときに使われていました。
起源は、博文館の全集『帝国文庫』と言われています。詳細を、書籍『出版販売用語の始まり(松本 昇平 著)』より学んでみたいと思います。
-------- 書籍『出版販売用語の始まり(松本 昇平 著)』より --------------------
ラムネ
本の分割払い、つまり月賦(ゲップ)払いのことを言った。起源は明治で、博文館の大物全集「帝国文庫」が明治二十六年三月から毎月二冊ずつ配本を開始したとき、全五十巻、一冊売価五十銭のものを一時払いなら二十円と発表したときに、出版に初めて分割払いが行われた。
●書籍『出版販売用語の始まり』より
松本 昇平 著
ビーエヌエヌ (1992年3月初版)
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