このページは、書籍『“元祖”ロングテール 東急ハンズの秘密(和田 けんじ 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・住宅関連商品を中心に扱う販売店という構想がまとまってから、実際に東急ハンズがオープンするまでの道のりは、まさに苦難の連続だったようです。
そもそも、小売りの素人である不動産会社の従業員が、小売店を立ち上げるのです。
・売るためには、「売り上げ」を目標にしてはいけません。(中略)売り上げを目標にするのではなく、「売れる売り場作り」を目指してほしいのです。
・お客さまにとって何がいいことか考え続ければ、価格の高低や、確実に売れるかどうかということは、自然と優先事項ではなくなります。
・「申し訳ありません。今すぐご用意できません」と言わないのが、半年間で身についた「ハンズマン」の心構え。
・「需要がそこにない」のならば、どうすればいいのでしょう?
それは、難しいことではありません。「ない」のならば、こちらから「提案」すればいいのです。
・× 「私も買いました」 ○ 「私も使ってます」
・モノを売るためには、小売りの「常識」や「固定観念」を捨てることも必要になります。
・提案する際には、さまざまな面から商品を検討します。「提案するのにふさわしい新しい価値があるか」「独自性はあるか」「質はどうか」「自分が使いたい商品か」などなど。
・インターネット最大の特徴ともいえる「スピード」や「網羅性」は、革命的ですらあります。新たな商品の情報や、ニーズの変化をいち早くとらえたい人にとって、なくてはならないものと言っていいでしょう。
しかし、インターネットはあくまで情報を得るための「ツール」です。(中略)そのためには、自分自身の「感性」や「感覚」が重要なのです。
・お客様の求めているものを売る
●書籍『“元祖”ロングテール 東急ハンズの秘密』より
和田 けんじ 著
日経BP社 (2009年2月初版)
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