このページは、書籍『消費としての出版(箕輪 成 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・「売り上げ減少」「返本率悪化」「活字離れ、いよいよ顕在化」といった悲痛な声をきくことに多いこのごろの出版界である。
※この本が刊行された1983年の出版販売額の推移(1952年~2006年)は以下サイトで見れます。http://www.1book.co.jp/001511.html
・テレビの出現にたいして、ラジオは棲み分けを行なうことによって生きのびた。
・一般にメディアがはたす社会的機能として認められる、(1)報道、(2)評論、(3)娯楽、(4)教育、の四つについて、各メディアのかかわり方の度合いがそれぞれにズレており、もっとも得意とする領域をそれぞれが確保しうるからである。
・国民の中の高学歴者数と、書籍の販売冊数を比較したところ、みごとに相関しているのを発見したのである。
・アンウィンの意図はあくまでも著書にたいして、出版とはなにか、出版人とはいかなる思想で、どのような作業を行っているか、を解説しようとしているのである。
●書籍『消費としての出版』より
箕輪 成男 著
弓立社 (1983年4月初版)
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