このページは、書籍『現代読書の技術(紀田 順一郎 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・柳田国男が三つに分けて整理した情報過多の悩みとは、
①情報があまりに多すぎて、集めきれない。
②どの情報に信を置いてよいのかわからない。
③情報は集めたが、それを整理・活用することができない。
・わが国ではじめてスクラップを実行したのは、一八九〇年(明治二三)、西宮熊次郎という人物といわれる。
・新聞スクラップの参考文献としては、(中略)遠藤 昭「情報整理の技術」(一九七一、実業之日本社
・長谷川鉱平「校正の美学」(一九六九年、法政大学出版局)
・書架を作る場合は当然ブナ、ケヤキ、ナラなどの硬木の七分板を用いる(ムクが最も高級といわれるが、入手がむずかしい)。
・郵政省の「情報流通センサス研究会」の試算によると、一九六〇年から十年間に、有効情報量は三倍以上となり、年平均一二.二%の割合で増えている
●書籍『現代読書の技術』より
紀田 順一郎 著
柏書房 (1975年6月初版)
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