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[ 出版業界について ]

各メディアの強みと弱み(メディアの特性)

テレビや新聞、雑誌、ラジオが4マスメディアと呼ばれています。今、各メディア市場規模が小さくなり厳しい言葉を聞くようになりました。特に、雑誌は広告主と読者の減少から、休刊や廃刊が続いています。その一つの理由がインターネットです。


とはいえ、各メディアにはそのメディアにしかない強みというのが存在します。書籍『MBAマーケティング』(数江 良一 監修、グロービス 著)から各メディアの特性を学んでみたいと思います。
 

媒体
利点
限界
テレビ
・視覚、聴覚などの人間の感覚に訴えることが多い。
・視聴者が多い(他と比べて)
・注目度が高い
・コストが高い。
・多くの情報を伝達しにくい。
ラジオ
・地域、デモグラフィック、ライフスタイルによるセグメンテーションが可能。
・資格に訴えられない。
・視聴者数が少ない。
新聞
・媒体としての信頼性が高い。
・地域によるセグメンテーションが可能。
・雑誌と比べて多くの読者を持つ。
・広告原稿の締切から掲載までの時間が短い。
(タイムリーな広告出稿が可能)
・1日で媒体価値を失う。
・回読率が低い。
・雑誌と比べて紙質が悪く色の再現性で劣る。
・デモグラフィックによるセグメンテーションが難しい。
雑誌
・デモグラフィック、ライフスタイルによるセグメンテーションが可能。
・長期間、媒体価値を保つ
・色の再現性に優れている。
・回読率が高い。
・広告原稿の締切から掲載までに時間がかかる。
・新聞と比べて読者は少ない。
・掲載ページの指定が難しい。
屋外広告
(ビルボード等)
・地域によるセグメンテーションが可能。
・大きなスペースを使用できる。
・再接触率が高い。
・デモグラフィック、ライフスタイルによるセグメンテーションが難しい。
・短期間に何度も内容を差し換えることが難しい。
※書籍『MBAマーケティング』(数江 良一 監修、グロービス 著)より
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