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2008年の新刊点数は76,322冊。一日に換算すると209冊になります。ただ、いくら新刊が増えても書店に置ける本は限られています。各書店にあった本をいかに置くかがポイントとなります。
とはいえ、具体的にどんな本を置いたら良いのでしょうか?神奈川県小田原市を中心に営業している老舗書店「伊勢治書店」によると、スリップ(短冊)から200社の本を扱っていれば93%の売上げをキープできるという統計が出たそうです。書籍『素人でもできる出版社のつくり方(嘉藤 慎哉 著)』から詳細をご紹介したいと思います。
------- 書籍『素人でもできる出版社のつくり方(嘉藤 慎哉 著)』より ------------
二、三年前に小田原の伊勢治書店が年間の書籍の売上げスリップ五一三社九四一六枚を整理したデータを発表したことがあった。上位一〇社四三・〇%、二〇社五三・六%、五〇社七一・二%、一〇〇社八三・一%の占有率で、二〇〇社だけの本を扱っていれば九三%の売上げをキープできるということであった。
●書籍『素人でもできる出版社のつくり方』より
嘉藤 慎哉 著
あいであ・らいふ (1984年1月初版)
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※参考:伊勢治書店の創業は、延宝8年(1680年)。神奈川県小田原市を中心に営業している。
伊勢治書店のウェブサイトはこちらから
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