このページは、書籍『文学の社会学(ロベール・エスカルピ 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・著作権の取り決めには二つのタイプがある。著作権を即金で売り渡すのと、売り上げ高に応じて一定の歩合で金を受け取るのとである。即金の場合は、著作者は一度に一定の金額を受け取り、それによって自分のすべての権利を出版者にゆずり渡す------その作品が後にどんなに成功しようとも。歩合による支払の場合は、著作者売れた各著書の正価の幾割かを受け取る。
・Encyclopaedia britannicaによれば、アメリカの出版者にとっては、広告費は生産費の一〇%にあたるという。イギリスでは六%、ドイツでは三%である。
●書籍『文学の社会学』より
ロベール・エスカルピ 著
大塚 幸男 翻訳
1959年3月初版
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