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永江 朗 氏(書籍『本 (あたらしい教科書 2)』より)

このページは、書籍『本 (あたらしい教科書 2)(永江 朗 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・本作りはいかなる時でも企画ありき。


・文藝春秋
社内には原稿の進まないライターをいわゆる「カンズメ」にするための、ビジネスホテルのような個室も用意されている。


・ギャランティの相場(中略)
出版元によって様々な料金体系で決まった相場がないのが現状です。あるとすれば、日本編集制作協会がまとめた編集製作基準表が唯一に等しい参考資料。


・晶文社
1960年設立。秋葉原の川べりにある、今にも崩れ落ちそうな小さなたたずまいは、「こ、これはあの有名な晶文社?」と、初めて見る人を驚愕&感動させる。


・本好きならば誰もが一度は目にしたことのある「新潮社装幀室」の名。昭和30年代には設立された同室は、最も有名な社内装幀室といっても過言ではないでしょう。(中略)基本的には編集者と装幀室とのやりとりでデザイン詰められていきますが、ごく稀に作家と直接打ち合わせをし、希望するイメージをヒヤリングしてデザインに入ることもあるそうです。


・特殊加工
バーコ印刷
UV印刷
ニス・ビニール引き
PP貼り
フロッキー(植毛)印刷
エンボス
箱押し


・ギネスに載っているスゴイ本
約150cm×112cmという、卓球台くらいの大きさの本もある。『Bhutan: A Visual Odyssey Across the Last Himalayan』というタイトルで、内容はブータン王国の写真やポートレートなどを集めたもの。60kg近くあるこの本は、1冊印刷するために約4リットルのインクを使わなくてはならないというスゴイ本だ、値段は1万ドル


・[ジュンク堂書店]
昭和38年、工藤淳がジュンク堂の前身となる大同書房を創業。(中略)父の名前をひっくり返した「ジュンク堂」と改められました。


・(※ブックカバーの)もともとの意味は、おそらく、店から客へ渡った本を持ち帰りの際の痛みから保護したり、汚れや日焼けを防いでいたりというところではと思います。


●書籍『本 (あたらしい教科書 2)』より
永江 朗 著
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