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金久保 通雄 氏(書籍『編集企画』より)

このページは、書籍『編集企画(金久保 通雄 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・情報化時代は、情報が氾濫する。経済企画庁の調査によると、昭和六〇年の情報量は、四〇年の七〇倍に達するだろうといわれている。


・読者というものは、全然知らないことよりも、ある程度知っていることを、もっと深く知りたがるものである。


・テレビやラジオで、一度知ったニュースを、なぜまた新聞で読むのか。その理由は、
よりくわしく知るため・・・・・・四二.一%
確認するため・・・・・・六.一%


・編集者が、読者にアピールするような企画を立てるためには、まず世間を知ることである。


・「発見」はその場で文章にする


・読者調査をやっていると、その中から企画のヒントは、いくらでも出てくるものである。


・“声なき声”をひろえ


・人間には、のぞき趣味がある。人の秘密を知りたがる。


・神吉氏は、これを、「読者の胸の中にモヤモヤと存在しているあるものを、意識して作品の中に『形づくる』のである」


・新聞は企画の宝庫である


・“変化”を記録すること


・新聞整理の研究をつづけてきた「新聞整理研究会」は、見出しのあり方について、一、的確二、簡潔三、省略四、わかりやすさの四つの条件をあげている。


●書籍『編集企画~情報化時代のプランニング』より
金久保 通雄 著
現代ジャーナリズム出版会 (1970年5月初版)
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