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坂井 武 氏(書籍『1万人の貯蓄長者から学ぶ 6000万円貯める技術』より)

このページは、書籍『1万人の貯蓄長者から学ぶ 6000万円貯める技術(坂井 武 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・古い通帳の多くは、鉛筆で何やらいっぱい書いてあります。お金が通帳に入金された時には「どのような経緯のお金か」、「何のために使うのか」などがメモ帳のように書かれていたのです。また、貯金用の通帳では出金がある場合は、その理由がしっかりと書かれています。


・私が財産目録を作成するにあたり、古い通帳から感じたことは、
①目的を持って貯金されていた
②目的ごとに通帳が分けられていた
③金額的にはそれほど大きな金額ではなかった


・自宅や通勤先から遠い銀行を選んでおけば、自動積立定期は通帳と印鑑での引き出しなので、さらに引き出しづらくなる


・《定期預金》
銀行などで取り扱う商品です。ゆうちょ銀行や農協の場合は貯金といい、銀行の預金と合わせて預貯金といいます。(中略)
ただ、金融機関が破綻した場合で、元本が1000万円以上の時は、原則1000万円とそれについた利息分しか保障されませんので、その点は注意が必要です。


・金融商品を選ぶ5つのポイント
1つ目の確認としては「元本保証」があるのかないのか(中略)
2つ目の確認は、利益や収益(中略)利息の計算方法には「単利」と「複利」があり、利率が同じであれば、複利の方が有利です。(中略)
3つ目の確認は、預入期間と返金の取り決め(中略)
4つ目の確認は手数料。(中略)
5つ目は税金


・①単利とは、当初預けた元本だけに利息がつくもの
②複利とは、当初預けた原本に利息がつくと、次の期間からはその合計額に対して利息がつくもの
このような違いがあります。
簡単に言うと、複利には元本だけでなく利息にも利息がついてくるのです。ですから複利は単利よりも預ける期間が長くなるほど、より大きく増えていきます。


・①一定日に「一定の株数」を買う
②一定日も「一定の金額」で買う
という2つの方法があります。
「一定の金額」の場合は、平均的な金額で購入できるうえ、株価が安い時にはたくさん購入し、株価が高い時には少ししか買わない、という原理がはたらき、平均買付単価を抑えるというさらに有利な買い方ができます。
これを「ドルコスト平均法」といいます。


・100株ずつ購入した場合→8万円で400株購入
2万円ずつ購入した場合→8万円で466株購入

一定金額ずつ買った場合の方が、66株多く買えた!


・契約のコツは3店目で決めること(中略)
まず1つの情報を得た後、2つ目の金融機関で1つ目の情報を盛り込んで話をすると、そこが、1つ目の金融機関の情報を専門家の観点から精査してくれます。加えて新しい情報も獲得できるのです。3つ目の金融機関に出向けば、さらにということになります。


・自分に合う商品を選ぶには「あえて長所は後回し」にし、「商品の短所」を自分自身が受け入れられるか否か、という視点から慎重に判断するのです。そのために営業マンに「まず短所から説明してください」と、はっきり申し出ることをお勧めします。


・数字を判断する場合は、
①先入観による1回目の判断
②平均との比較による2回目の判断
③過去の推移から見た3回目の判断


・金融商品を選ぶ時には「今の時代に有利な金融商品は何か」という視点で考えることが大切なのです。


●書籍『1万人の貯蓄長者から学ぶ 6000万円貯める技術』より
坂井 武 著
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