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南陀楼 綾繁 氏(書籍『老舗の流儀』より)

このページは、書籍『老舗の流儀(南陀楼 綾繁 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・中面(第二面以下)に掲載
●全面(全十五段)
●ゼンゴ(全五段)
●ハンゴ(半五段)
●ゴヨツ(五段四割)
●ゴムツ(五段六割)雑誌専用
●ゴダンジュウニワリ(五段十二割)


・『出版広告の手引き』などによれば、右端には岩波書店、春秋社、東京大学出版会などの出版社が名を連ね、二番目をみすず書房、三番目を角川書店、四番目を新潮社、五番目を文藝春秋などが占めている。また左端にはいわゆる「実用書、婦人書、児童書」を手がける講談社、集英社、小学館などの広告が掲載されている。右端が専門書になった理由は、戦前、面が全面広告だった時期に、題字脇のスペースを法律書の四社(岩波書店、日本評論社、有斐閣、弘文堂)が占めていたことに由来するという(元有斐閣宣伝部 村崎和也の談話


・現在では百万円(契約料金。定価は百三十万円)だと云われている。
※朝日新聞のサンヤツ


・創立以来幻冬舎を担当している、とうこう・あいの岡部は、こう語る。


・そのカップルが離婚届を提出する当日に、制作しに数ヶ月を要するローテクな単行本が、テレビや新聞という即効性のメディアを出し抜いてスクープした。それが、離婚のいきさつを語る記者会見の代わりにもなる。
※郷ひろみ氏、二谷友里恵氏のこと


・不可能といわれているからこそ、あえてやることで業界に衝撃を与えることができれば、それは十分な広告効果になります。
※株式会社幻冬舎 見城徹氏


・僕にとって、仕事をするというのは「無理だ、無謀だ、不可能だ」と他人からいわれることを可能にすることです。
※株式会社幻冬舎 見城徹氏


・朝日新聞の全面広告という僕のハイリスクな企画を、東弘通信社の木村昭彦社長が全面的に応援してくださいました。業界でも前例のない無謀な賭けに社長が難色を示した場合には、自分の貯金通帳を見せて「最悪の場合には私が責任を負うとかけあいます」といってくださったのです。
※株式会社幻冬舎 見城徹氏


・活字が好きな人はやはり新聞を見ています。


・大和書房の前身、青春の手帳社だった(一九六三年四月に改称)。


・現在では山本七平自身が書いたものということで、ほぼ結論が出ている。
※書籍『日本人とユダヤ人』イザヤ・ベンダサン著


・徳大寺の文章は、多く人がなんだかおかしいぞと、うすうす感じていたことを、ズバリと指摘してくれる明快さと、そこはかとなく漂うユーモアを併せ持っていた。
※書籍『間違えだらけのクルマ選び』


・本書を書いたきっかけは、五木の「一生に一度ぐらいは自分の本音を遠慮せずに口にしてみたい」という思いもあった。
※『大河の一滴』五木寛之


・書籍新聞広告職人(元株式会社有斐閣 宣伝部)村崎和也


・有斐閣宣伝部の基本は私が作ったようなものです。
※村崎和也氏


・広告コピーについても、単に美辞麗句を並べてよしとするのではなく、この本の中には何が書かれているか、読むことで何が得られるかをきちんと伝えることが大切です。
※村崎和也氏


・読者を煽って購入させようなんていうのは下劣な手段です。
※村崎和也氏


・書籍広告は、これを読むことによって得られる知識を総合的に提示して、実際に読む価値があるかどうかを読者が判断する指標にならなければなりません。
※村崎和也氏


・広告とはまず表現されたものがあって、それによって視聴者が刺激されて、その刺激が商品の購入動機へと結びついて初めて意味があるものです。
※村崎和也氏


・戦前、出版広告は新聞の一面全体に掲載されていました。全体というのは題字を除く上から下までという意味で、記事は二面をめくらなければ読めないようになっていました。出版物に関する情報を記事の一種と見なすような、ある種啓蒙的な意識が新聞社の側にあったのだ思います。
※村崎和也氏


・太田出版は、ビートたけしらを抱える太田プロの出版部門としてスタートした


・一九七〇年代までベストセラーは世相をよく表している
※評論家、作家 紀田順一郎


・戦前の新聞は第一面を書籍の全面広告にしていた
※評論家、作家 紀田順一郎


・ベストセラーという言葉は、戦後になって英語が解禁されてからの言葉です。それまでは「大売れ本」といわれていました。


・新風会は、「東京を除く全国一番店の名門老舗や新興勢力書店で組織した親睦、研究、販売の集団(日本出版学会編『白書出版産業』文化通信社


・KKベストセラーズは、青春出版社でヒット企画を飛ばした岩瀬順三が設立した会社だ。

・これだけ広く売れた理由は、子どもだけでなく、大人がこの絵本に手を伸ばしたからだった。
※『ウォーリーをさがせ!』(マーティン・ハンドフォード作・絵 唐沢 則幸 訳)


・フレーベル館の元編集部長は、ヒットの理由を、「ゲーム感覚にあふれた絵本で、一冊の中にたくさんの情報が入っていること」「誰もが見たことのあるような日常が、見開きページの中に密集して描写されていること」「一人でも複数でも楽しめること」などを挙げている(『フレーベル館100年史』」。


・スポーツ書を中心に出版する成美堂出版


・私たちのお取り先には、中堅、あるいは小規模の人文、自然科学、社会科学の専門出版社が多くあります。


・石丸もとみ『新潮社三段八割広告の記録』私家版、一九九三年


●書籍『老舗の流儀~戦後六十年あの本の新聞広告』より
南陀楼 綾繁 著
とうこうあい
東弘通信社
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