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樋口 武男 氏(書籍『熱湯経営』より)

このページは、書籍『熱湯経営(樋口 武男 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・リストラは絶対しない


・私は再建を強い意志を形で示すことにした。
「毎年、社員を百名以上採用しろ」
※一般的にはリストラするケースが多いにも関わらず。


・私が三十年間大和ハウスに在籍して教わったことの中で、一番大事なことは「現場に知恵あり」である。


・「君自身が住みたいと思う場所か」と支店長にたずねるのである。


・スピードは最大のサービスだ


・経営者は人を斬れて一人前や
※創業者の石橋信夫氏


・リストラを始めたらさいご、社員の士気は下がり、優秀な社員から辞めていく。


・プロのアマチュアのちがい

   【プロ】                【アマチュア】

・成長を求め続ける           現状に甘える
・自身と誇りを持つ           愚痴っぽい
・常に明確な目標を指向する     目標が漫然としている
・可能性に挑戦する           経験だけに生きる
・自己訓練を習慣化している     気まぐれである
・使命感をもつ              途中で投げ出す
・やれる方法を考える         できない言い訳をさがす


・クレームの主とは、たいてい最後には仲良くなる。


・凡事徹底(中略)

あたり前のこと、明るいあいさつ、思いやり、整理整頓等々を励行する。


・人間、身動きがとれなくなると何を考えるものかがよくわかった。
「地位も名誉も金も、ぜんぶ要らん」
そう考えるものである。
※1ヶ月間入院して。


・試してもみないで、できませんとはなんや!


・販売なくして企業なし


・五つの判断基準に照らし、いずれもかなっているとみたら果敢に行動せよ。

一、お客さまによって良いことか。
二、会社にとって良いことか。
三、社員にとって良いことか。
四、株主にとって良いことか。
五、社会にとって良いことか。


・チャレンジ・トリプル30(中略)

「三年間で受注を30パーセント伸ばすこと」「三年間でコストを三〇パーセント削減すること」「三年間で工期を三〇パーセント短縮すること」。この三つの取り組みである。


・「大きなダイコンを間引きすれば、周囲の小さなダイコンは大きく成長する」そのココロは、「優秀な者は外へ出せ。そうすれば残った者はひとまわり大きく成長する」


・ギリシャ神話に出てくるカイロス(機会)神には後ろ髪がない。チャンスの神が通り過ぎてしまったら後を追ってもムダであると。


・会社の将来、その社会的責任のために、あえて肉親の情を断つ。そんなすさまじいことができる事業家が、この世に何人いるだろうか。
※創業者の石橋信夫氏のこと


・背中で教え陰で褒める


・「リーダーの品性」四カ条
●公平公正。
●無私。
●ロマン。
●使命感。


・ 【成功する人の十二カ条】         【失敗する人の十二カ条】

一、人間的成長を求め続ける。         現状に甘え逃げる
二、自信と誇りを持つ。              愚痴っぽく言い訳ばかり。
三、常に明確な目標を指向。          目標が漠然としている。
四、他人の幸福に役立ちたい。        自分が傷つくことは回避。
五、良い自己訓練を習慣化。         気まぐれで場当たり的。
六、失敗も成功につなげる。          失敗を恐れて何もしない。
七、今ここに一〇〇パーセント全力投球。  どんどん先延ばしにする。
八、自己投資を続ける。            途中で投げ出す。
九、何事も信じ行動する。           不信感で行動できず。
十、時間を有効に活用。            時間を主体的に創らない。
十一、できる方法を考える。          できない理由が先に出る。
十二、可能性に挑戦しつづける。       不可能だと考える。


・「インテリジェントトイレ」は、用を足すたびに自動的に尿を採取して尿糖値を検査してくれる。血圧、体重、体脂肪も計測できる。そのデータがパソコンと連動して自動的に記録されるのだ。


●書籍『熱湯経営~「大組織病」に勝つ』より
樋口 武男 著
文藝春秋 (2007年8月初版)
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